動物園での動物管理・研究に関わる応用動物科学講座

概要

 近年の動物園は、娯楽のためだけの施設ではなく、種の保存や研究施設としての役割が求められています。さらに飼育している動物のストレスや正常行動発現を考慮するアニマルウェルフェア(AW)の導入が必須となっていることから、多くの動物園では環境エンリッチメントやトレーニングによる治療など、さまざまな試みが行われています。AWは主にヨーロッパから生まれた考え方で、学術的には家畜管理学の一部として考えられ、わが国では畜産学で研究が進められてきました。さらに、動物園研究で中心となっている応用動物行動学や、動物園学と呼ばれる新たな分野に関しても、その起源は畜産学であるとの考え方が主流です。  そこでこの講座は、動物園における飼育担当者を対象としてAWの歴史、西洋と東洋の動物観、EUの産業動物における法律などについて「アニマルウェルフェア論」と、応用動物行動学の基礎的な考え方、科学的な考え方についての「応用動物行動学」についての講座を開講します。

講座詳細

期間2018年5月17日〜2018年5月18日
回数2
曜日木・金
時間下表参照
定員40名(最少開講人数10名) ※受講希望者が定員を超えた場合は先着順
受講料6,000円(資料代・保険代を含む)
OPクレジット
カード
-
申込期間2018年2月26日〜2018年5月7日
会場熊本キャンパス
対象動物園で飼育担当もしくは企画等の職にある方
テキスト-
持ち物-
備考-

開講日・内容

開講日内容
12018年5月17日 13:00~17:00(うち60分は 休憩時間)アニマルウェルフェア論1・応用動物行動学1
22018年5月18日 10:00~15:00(うち60分は 休憩時間)アニマルウェルフェア論1・応用動物行動学2

講師

伊藤 秀一 (いとう しゅういち)  東海大学農学部応用動物科学科准教授、九州・沖縄アニマルウェルフェア連絡会副代表
専門は応用動物行動学。飼育環境下の動物(産業動物・動物園動物)のストレスを行動学的手法により明らかにして、アニマルウェルフェアを考慮した管理法についての研究を実施している。また、ニワトリの能力に関する研究や、Crowingのセキショクヤケイとの比較などの、家畜化が行動に及ぼす影響に関しての研究を行っている。

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