南九州の玉と大陸渡来の雁木玉・モザイク玉

(宮崎県連携講座)

概要

 日本列島における前方後円墳分布域の南限であり、古墳文化の周縁地域とも言える南九州。そのような南九州の古墳時代における玉の種類や変遷等を紹介し、さらに南九州から出土した雁木玉やそれと関連するモザイク玉の動向をとおして見えてくる歴史について掘り下げていきます。  まずは、南九州のうち宮崎県域を取り上げます。宮崎県域では、墳丘を持つ大半の古墳が昭和初期に史跡指定されたため未調査であり、副葬品の内容を知ることができるのは、わずかな高塚古墳と在地墓制である地下式横穴墓に限られています。その限定的な状況の中にも、翡翠製勾玉やガラス製玉類をはじめ、他地域からもたらされた各種玉類が見られます。  また、雁木玉・モザイク玉は、西アジアで生産されたものであり、遠く朝鮮半島や日本列島ほか東アジア一帯にまでもたらされたことから、アジアの東西を結ぶ壮大な交流を物語る逸品と言えます。大陸渡来の雁木玉・モザイク玉からどのような歴史が見えてくるのか考えてみたいと思います。

講座詳細

期間2018年1月20日
回数1
曜日
時間13:20~14:50
定員100名
受講料1,000円(キャンセルに伴う返金は対象外となります)
OPクレジット
カード
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申込期間2017年8月23日〜2018年1月10日
会場高輪校舎
対象-
テキスト-
持ち物-
備考-

開講日・内容

開講日内容
12018年1月20日-

講師

藤木 聡(ふじき さとし)宮崎県立西都原考古博物館学芸普及担当主査
1976年、福岡生まれ。熊本大学大学院文学研究科修了。2000年より宮崎県埋蔵文化財センターを経て、2010年より現職。 
○論文等:「発掘された火起こしの歴史と文化」(『宮崎県文化講座研究紀要』40)、『人の来た道―東アジアの旧石器時代と宮崎―』(西都原考古博物館「国際交流展」図録)

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