考古学・古代史講座Ⅰ 稲束貨幣と古墳造営ポトラッチ
受付終了
講座概要
開催日(回数) | 2024/05/18 (全1回) |
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曜日 | 土 |
時間 | 10:00~11:30 |
会場 | 東海大学品川キャンパス |
定員 | 100 名(最小開講人数 9名) |
受講料 |
2,000円(一般) 1,600円(東海大学関係者) 1,000円(東海大学学生・院生) |
申込締切日 | 2024/04/21 |
対象レベル | |
講座紹介
日本列島の弥生時代から以降先はごく最近まで、稲束貨幣が基本でした。弥生時代や古墳時代に限ると、貴重な鉄資源は朝鮮半島から買い付けなければなりませんでしたが、対価は日本産の稲束や稲籾でした。さまざまな労働への支払いも、もちろん稲束や稲籾あるいは米でした。こうした特徴をふまえると、巨大前方後円墳の造営に支払われた稲束や米の相支払い量も明らかになります。ポトラッチという人類学のキーワードに引きつけて解説します。
講座スケジュール
回 | 日程 | 内容 | 講師 |
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1 | 05/18 | 稲束貨幣と古墳造営ポトラッチ | 北條 芳隆 |
備考
新規の方も受講可能
講師紹介
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北條 芳隆 (ほうじょう よしたか)
- 東海大学文学部歴史学科考古学専攻 教授
- 専門は日本考古学で、古墳時代を中心に景観史学、考古天文学の日本への導入を目指しています。1960年長野県生まれで、岡山大学、広島大学大学院、大阪大学大学院で学び、徳島大学医学部・総合科学部を経て2002年から東海大学で教鞭を執っています。
〇著書:『古墳時代像を見なおす』青木書店(共著)、『古墳の方位と太陽』同成社
〇編著:『考古学講座』(ちくま新書)
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