考古学講座Ⅳ  シン・エミシ論ー柳田国男の「山人考」と古代エミシとの関係を考えるー

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講座概要

開催日(回数) 2024/01/27 (全1回)
曜日
時間 10:00~11:30
会場 ユニコムプラザさがみはら
定員 40 名(最小開講人数 14名)
受講料 2,000円(一般)
1,600円(東海大学関係者)
1,000円(東海大学学生・院生)
申込締切日 2024/01/10
対象レベル

講座紹介

この講座では、これから数回「シン・エミシ論」と題して、従来のエミシ論とはまったく違う「問い」を出発点としたエミシ論を展開します。初回となる今回は、日本民俗学の父・柳田国男が「山人考」で語った「山人」と日本列島上の先住民族、『日本書紀』などに記された「エミシ」との関係を考えます。あわせて『風土記』に登場する「ツチグモ」「クズ」「ヤツカハギ」についても考察します。

講座スケジュール

日程 内容 講師
1 01/27 柳田国男が語った「山人」とエミシとの関係、そしてツチグモやクズについての考古学 松本 建速

備考

新規の方も受講可能

講師紹介

松本 建速 (まつもと たけはや)
東海大学文学部歴史学科考古学専攻教授
北海道生まれ。博士(文学)・筑波大学。博士論文の問いは「古代の蝦夷はどんな人々か」。東北北部の蝦夷と呼ばれた人々が日本国域からの移住者だったことを明らかにした。人間とは何かを考える考古学研究を続ける。人間に関わるすべてを資料とするのが特徴。とくに人間と自然との関係を重視。最近の研究のキーワードは「言葉」「移住」「ウマ」。主な著書『蝦夷の考古学』『蝦夷とは誰か』『つくられたエミシ』(すべて同成社)。


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