考古学講座Ⅰ 無文字社会のモニュメントに刻まれた暦
開講済
講座概要
開催日(回数) | 2022/11/12 (全1回) |
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曜日 | 土 |
時間 | 10:00~11:30 |
会場 | ユニコムプラザさがみはら |
定員 | 40 名(最小開講人数 12名) |
受講料 |
2,000円(一般) 1,800円(OPクレジットカード ) 1,600円(東海大学関係者/望星学塾会員) 1,000円(東海大学学生・院生) |
イベントコード | 225120w |
申込締切日 | 2022/10/26 |
対象レベル | |
講座紹介
日本列島の弥生時代、古墳時代は無文字社会だといわれ、時間の管理は「自然暦」であったと推定されています。ただし隣国の朝鮮三国や古代中国諸王朝ではすでにシステマティックな太陰太陽暦が使われていました。暦を与えることが支配の象徴でもありました。では同時代の日本列島の社会は単純な「自然暦」の段階に留まったのか否か。吉野ヶ里遺跡や纒向遺跡の祭祀用建物を点検すると、古代中国の漢代の暦が抜粋的に模倣・転写された可能性が指摘できるのです。
講座スケジュール
回 | 日程 | 内容 | 講師 |
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1 | 11/12 | 弥生時代、古墳時代の暦に関わる問題を論じます | 北條 芳隆 |
備考
新規の方も受講可能
講師紹介
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北條 芳隆 (ほうじょう よしたか)
- 東海大学文学部歴史学科考古学専攻教授
- 専門は日本考古学で、古墳時代を中心に景観史学、考古天文学の日本への導入を目指しています。1960年長野県生まれで、岡山大学、広島大学大学院、大阪大学大学院で学び、徳島大学医学部・総合科学部を経て2002年から東海大学で教鞭を執っています。
〇著書:『古墳時代像を見なおす』青木書店(共著)、『古墳の方位と太陽』同成社
〇編著:『考古学講座』(ちくま新書)
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