ユーラシアの古代遺跡をめぐる-私の調査日誌

概要

 ユーラシア大陸各地の世界遺産や考古遺跡について、私自身の調査経験を交えて紹介します。今回は5地域の古代遺跡を扱いますが、いずれも観光で訪れにくい場所にある「秘境の文化遺産」ばかりです。  講義では、それぞれの古代遺跡がもつ歴史的な意義や遺跡を取り巻く現状について学びます。単に遺跡の学術的な側面に焦点を当てるだけでなく、私の見聞きした体験をおりまぜて、遺跡に関わる人々や社会情勢についても注目します。世界遺産をめぐる「世界遺産ビジネス」の裏側や、タリバーンが先鞭をつけ過激派組織『イスラム国』が継承した「劇場型遺跡破壊」の問題など、現代社会と古代遺跡との関わりについてもお話しします。  今では失われてしまったユーラシア各地の古代文化ですが、その遺伝子は、確実に今日の世界に息づいています。古代遺跡の価値を知り、現代との関わりを考えることは、今の私たちの暮らしを振り返る一助になると考えています。

講座詳細

期間2017年7月1日〜2017年7月29日
回数5
曜日土曜日
時間14:00〜15:30
定員27名(最小開講人数9名)
受講料10,000円
OPクレジット
カード
9,000円、イベントコード:2259
小田急まなたび受付ダイヤル 0570-550-698 詳細はこちら
申込期間2017年2月22日〜2017年6月21日
会場ユニコムプラザさがみはら
対象-
テキスト-
持ち物-
備考-

開講日・内容

開講日内容
12017年7月1日失われた仏教の都:世界遺産バーミヤン遺跡 (アフガニスタン)
22017年7月8日忘れられた涅槃仏:アジナ・テパ仏教寺院址 (タジキスタン)
32017年7月15日砂漠の摩天楼:世界遺産シバーム (イエメン)
42017年7月22日ノアの箱舟、漂着の地:コーカサスの古代遺跡 (アルメニア)
52017年7月29日農耕の起源地:レヴァントの新石器時代遺跡 (シリア)

講師

有村 誠 (ありむら まこと) 東海大学文学部歴史学科考古学専攻准教授
1972年、鹿児島県生まれ。博士(Ph.D. フランス、リヨン第2大学)。専門は中東の先史考古学。中東における農耕文化の発生とその影響を主な研究テーマとする。総合地球環境学研究所、東京文化財研究所、金沢大学を経て、2016年4月より現職。中東で古代遺跡の考古学調査を行う傍ら、ユーラシア各地の文化遺産を保護するプロジェクトにも関わってきた。

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