村上春樹の何がそんなに凄いのか?

概要

 毎秋、ノーベル賞シーズンになると、必ず名の挙がる村上春樹。本屋へ立ち寄れば、必ず平台に山積みされている村上春樹。文学好きの集まりに出れば、必ず話題にのぼる村上春樹……。  でも、いったい、彼の文芸の、どこが、どう、凄いのでしょう?  そう問われて、きちんとわかりやすく説明できる人は、意外に少ないものです。  作家の本質は、初期作品に露呈します。この講座では、1980年代の初期名作、「羊をめぐる冒険」「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」「ノルウェイの森」の3作品から、村上春樹がいかに戦後日本社会の無意識を吸い上げ、ときに社会の行く末を予見し、ときに社会の落とし穴を警告してきたか、作家の生い立ちや時代の流れと合わせて辿りたいと思います。  話題の新作についても、言及する予定です。  なお、彼の作品を読んでいない人にもわかる講義をします。

講座詳細

期間2017年5月17日〜2017年5月31日
回数3
曜日水曜日
時間11:00〜12:30
定員27名(最小開講人数9名)
受講料6,000円
OPクレジット
カード
5,400円、イベントコード:2246
小田急まなたび受付ダイヤル 0570-550-698 詳細はこちら
申込期間2017年2月22日〜2017年5月8日
会場ユニコムプラザさがみはら
対象-
テキスト-
持ち物-
備考-

開講日・内容

開講日内容
12017年5月17日「羊をめぐる冒険」と心の傷
22017年5月24日「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」 と裏返しの答え
32017年5月31日「ノルウェイの森」と時代の陰画

講師

三輪 太郎  (みわ たろう)  作家・文芸評論家・東海大学文学部文芸創作学科准教授
1962年名古屋生まれ。早稲田大学第一文学部卒。文藝春秋で9年ほど文芸編集に携わる。1990年「『豊饒の海』あるいは認識の折り返し点」で群像新人賞(評論部門)、2007年「ポル・ポトの掌」で日経小説大賞佳作、 2016年「憂国者たち」で三島由紀夫賞候補。 
○著作:「死という鏡」「大黒島」「後生」「村上春樹で世界を読む」など

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