日本が読み違えたハル・ノート

-開戦前夜の大失態

概要

 日米関係が暗礁に乗り上げた1941(昭和16)年、日米のみならず、中国、欧州諸国はどんな動きをしたのか。日本がかかわった先の大戦を「侵略戦争」とみるか、「自衛戦争」とみるかのカギも、この点にある。  私は米側の資料を求めて、ワシントンの国立公文書館、ボストンのハーバード大学ホートン・ライブラリーにて、関係資料の収集に努めてきた。  日本側が所有する外交文書、日記、証言などと組み合わせながら、「何ゆえあんな大国と戦争してしまったのか」を、この講座で語りたい。同時に、あのような重大な時期に、日本側もハル・ノートを読み違えるという、致命的な失態を犯していた事実を指摘して、追い詰められたときの人間の心理を再考したい。

講座詳細

期間2017年5月9日〜2017年6月6日
回数5
曜日火曜日
時間15:10〜16:40
定員27名(最小開講人数9名)
受講料10,000円
OPクレジット
カード
9,000円、イベントコード:2235
小田急まなたび受付ダイヤル 0570-550-698 詳細はこちら
申込期間2017年2月22日〜2017年4月22日
会場ユニコムプラザさがみはら
対象-
テキスト-
持ち物-
備考-

開講日・内容

開講日内容
12017年5月9日昭和11年から16年に至る歴史の中に、後の戦争の要因を洗い直す。
22017年5月16日満州進出と日中戦争は、日米関係、対欧州関係にどんな影響を及ぼしたか。
32017年5月23日日本を取りまく諜報合戦とその行方。
42017年5月30日日米の外交戦略。日本に何が欠けていたのか。
52017年6月6日軍事行動と外交を同時進行させた日本。ハル・ノート悪玉説は本当か。

講師

太田 尚樹 (おおた なおき)  東海大学名誉教授、作家
1941年、東京生まれ。専門はイベリア半島史、日本近代史。近年は昭和史、 特に満州に関する研究に専念。講演のほかにテレビ、新聞でも活躍する。 
○著書:『満州裏史』『赤い諜報員』『天皇と特攻隊』『川島芳子の謎』(以上、 講談社)、『満州と岸信介』(KADOKAWA)、『東京裁判の大罪』(ベストセラーズ)、『米国駐日大使 ジョセフ・グルーの昭和史』(PHP)など多数

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