今、蘇る『方丈記』を読もう

概要

 3.11の東日本大震災の深い傷跡も癒えないうちに、熊本・鳥取等の地震が相次ぎ、一方ではグローバル化の総称の下で国内外が混乱に陥り、私たちの生活にも不安と不透明感が拡がり続けています。  そんな世の中で『方丈記』は今、あらためて評価を受けつつ見直されている古典文学といえましょう。それは、必ずしも順調とはいえなかった人生行路を歩いた作者鴨長明が、当時の大地震や大火、飢餓等の不安定な時代を実体験を通して培った自分史の中に、今日の私たちが800年の時空を超えてもなお共感するところがたくさんあるからにほかならないからではないでしょうか。  ここでは、原典をすでに読み始めている方々も含め、あらためて皆さんと共々にそのことを確認しながら共有していきたいと思います。テキストは大福光寺本影印を用意します。

講座詳細

期間2017年6月5日〜2017年7月10日
回数5
曜日月曜日
時間15:10〜16:40
定員27名(最小開講人数9名)
受講料10,000円
OPクレジット
カード
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申込期間2017年2月22日〜2017年5月26日
会場ユニコムプラザさがみはら
対象-
テキスト-
持ち物-
備考-

開講日・内容

開講日内容
12017年6月5日「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず」はなぜ「建暦2年」(1212)に書かれたのか
22017年6月19日作者鴨長明のつぶやきと自分史
32017年6月26日「世の不思議」と五大災厄
42017年7月3日同上
52017年7月10日長明と『方丈記』という作品の成立

講師

蟹江 秀明  (かにえ ひであき) 元東海大学文学部日本文学科教授、東海大学名誉教授
専門は日本中世文学、特に軍記物語『平家物語』『太平記』、講義・演習『小倉百人一首』など。 
○著書:『徒然草I、II』、『不透明時代における教育の進路』等、日本文学、教育関係多数

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