漢方講座Ⅱ漢方で心も身体も元気で長生き

概要

 日本は現在、65歳以上の高齢者が国民の4人に1人を占めるようになりました。高齢者の病気は、身体の諸臓器機能や免疫力が低下するために同時に複数の疾患にかかる、生体反応の個人差が大きい、根本治療は難しく生活の質の向上が治療のゴールになることが多いなどの特徴があります。これらの特徴に対して、免疫力を高めて不快な自覚症状を改善する漢方治療には優れた効果が期待されます。したがって、高齢化社会における漢方治療の役割はますます大きくなるだろうと思われます。  漢方の古い書物には、長寿とは短い命を継ぎ足しているのではなく、天から与えられた命すなわち天命を全うすることだと記されています。本来、人間は100歳まで健康で生きることができるのに、不摂生や不養生によって天命をすり減らし、寿命を短くしているのです。  人は加齢に伴い、下半身の衰え、腰痛、排尿障害、夜間頻尿などの症状が現れやすくなります。これら一連の症候を漢方では「腎虚」として捉え、主に八はち味み地じ黄おう丸がんという薬で治療します。そのほかにも、倦怠感、冷え、胃腸障害、膝関節痛など、高齢者に現れやすい症状があります。長寿を得るために、生活を正すことはもちろん、これらの不快な自覚症状を取り除くことが、漢方治療の重要な役割だということができます。  この講座では、漢方から見た高齢者の特徴を解説するとともに、高齢者によく見られる症候に対する漢方治療について、わかりやすく紹介したいと思います。

講座詳細

期間2017年5月9日
回数1
曜日火曜日
時間18:30〜20:00
定員60名(最小開講人数10名)
受講料2,000円
OPクレジット
カード
1,800円、イベントコード:2236
小田急まなたび受付ダイヤル 0570-550-698 詳細はこちら
申込期間2017年2月22日〜2017年4月22日
会場ユニコムプラザさがみはら
対象-
テキスト-
持ち物-
備考-

開講日・内容

開講日内容
12017年5月9日-

講師

新井 信 (あらい まこと) 東海大学医学部専門診療学系漢方医学准教授、医師・薬剤師、医学博士
1981年東北大学薬学部卒業。1988年新潟大学医学部卒業。早稲田大学、新潟大学医学部、東北大学薬学部、横浜市立大学医学部、聖マリアンナ医科大学、防衛医科大学校、昭和薬科大学非常勤講師。藤田保健衛生大学医学部客員教授。漢方専門医・指導医、総合内科専門医。日本東洋医学会。和漢医薬学会理事。国際東洋医学会評議員など。 
○著書:『症例でわかる漢方薬入門』(日中出版)

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