動物園での動物管理・研究に関わる応用動物科学講座

概要

 近年の動物園は、娯楽のためだけの施設ではなく、種の保存や研究施設としての役割が求められています。さらに、飼育している動物のストレスや正常行動発現を考慮するアニマルウェルフェア(AW)の導入が必須となっていることから、多くの動物園では環境エンリッチメントやトレーニングによる治療など、さまざまな試みが行われています。AWは主にヨーロッパから生まれた考え方で、学術的には家畜管理学の一部として考えられ、わが国では畜産学で研究が進められてきました。さらに、動物園研究で中心となっている応用動物行動学や、動物園学と呼ばれる新たな分野に関しても、その起源は畜産学であるとの考え方が主流です。  そこでこの講座は、動物園における飼育担当者を対象として、AWの歴史、西洋と東洋の動物観、EUの産業動物における法律などについての「アニマルウェルフェア論」と、応用動物行動学の基礎的な考え方、科学的な考え方についての「応用動物行動学」についての講座を開講します。講義では、動物園での研究も紹介し、その解析法や解釈についても解説を行います。

講座詳細

期間2017年5月12日〜2017年6月9日
回数2
曜日金曜日
時間10:50~16:30
定員20名(最少開講人数10名)※受講希望者が定員を超えた場合は先着順
受講料6,000円(資料代・保険代を含む)
OPクレジット
カード
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申込期間2017年2月22日〜2017年5月1日
会場熊本校舎
対象動物園の飼育担当業務や管理・企画等に携わる方
テキスト-
持ち物-
備考お申し込み・お問い合わせは、東海大学熊本キャンパス 熊本事務課
電話:096-386-2655 FAX:096-386-2647

開講日・内容

開講日内容
12017年5月12日アニマルウェルフェア論1・応用動物行動学1
22017年6月9日アニマルウェルフェア論2・応用動物行動学2

講師

伊藤 秀一 (いとう しゅういち)  東海大学農学部応用動物科学科准教授、九州・沖縄アニマルウェルフェア連絡会副代表
専門は応用動物行動学。飼育環境下の動物(産業動物・動物園動物)のストレスを行動学的手法により明らかにして、アニマルウェルフェアを考慮した管理法についての研究を実施している。また、ニワトリの能力に関する研究や、Crowingのセキショクヤケイとの比較などの、家畜化が行動に及ぼす影響に関しての研究を行っている。

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