出雲のマツリと神社のはじまり

概要

 記紀神話では国譲りの代償として大国主神のために建てられたとされる杵築大社(出雲大社)。その境内は4世紀にさかのぼる、出雲の中でも初期の祭祀遺跡であることがわかっています。倭王権にとって出雲とはどのような地域だったのでしょうか。考古学的に明らかになったマツリの展開から探ります。  また、近年進んだ古墳時代の祭祀遺跡の分析からは、地域社会が安定した生産活動を維持するためにマツリが大きな役割を果たしたことがわかってきました。古代の神のはたらき、祈りの目的について、遺跡のあり方や地域神話などから読み解きます。  出雲は神マツリに関して極めて特徴的な地域でした。奈良時代の出雲国には約400もの神社があったことが『出雲国風土記』に記されており、突出して神社の数が多く、その成立が古いことが知られています。このような出雲国の神社は、古代国家の成立過程でどのような役割を担ったのでしょうか。神のもたらす「幸ひ」と「災ひ」をキーワードに考えてみたいと思います。

講座詳細

期間2016年11月12日
回数1
曜日
時間13:20~14:50
定員100名
受講料1,000円(キャンセルに伴う返金は対象外となります)
OPクレジット
カード
-
申込期間2016年8月24日〜2016年11月2日
会場東海大学 高輪キャンパス
対象-
テキスト-
持ち物
備考-

開講日・内容

開講日内容
12016年11月12日-

講師

松尾 充晶(まつお みつあき)  島根県立古代出雲歴史博物館専門学芸員
京都大学文学部史学科卒業(考古学)。1998年より島根県の文化財専門職員として、地域の歴史文化に関する調査・研究・情報発信に従事。 2000年には出雲大社境内の発掘調査を担当し、巨大な三本柱の出土に立ち会う。古墳時代~奈良・平安時代の社会構造を中心に研究。

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